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クラウドファンディングの歴史
予約出版から自由の女神、Kickstarter、そして2011年からの日本まで。
インターネットより古い
群衆が事業を支える“発想”自体は数百年前からあります。
- 1700年代 — 予約出版:十分な読者が前払いして初めて本を印刷し、巻頭に支援者名を掲載した。初期の All-or-Nothing。
- 1885年 — ジョーゼフ・ピューリツァーが新聞読者に 自由の女神の台座の資金を募り、16万人超が1ドル未満を中心に寄付。
- 1997年 — 英バンド Marillion の米ツアーをファンがネットで支援。オンライン・クラファンの先駆けとされる。
プラットフォームの時代
- 2009年 — 米 Kickstarter が登場し、購入型クラファンを世界的な主流に。
- Indiegogo、GoFundMe などが続き、購入・寄付・株式投資の各型へと枝分かれ。
日本のクラウドファンディング
- 2011年 — 3月、READYFOR が日本初のクラファンとして開始、CAMPFIRE が続く。東日本大震災の直後という時期が、日本のクラファンを当初から災害復興・社会貢献と強く結びつけた。
- 2013年 — Makuake(サイバーエージェント)と kibidango が開始し、「応援購入」という新商品ローンチ文化を育てる。
- 2014年 — ガバメントクラウドファンディング(GCF)で、ふるさと納税を自治体の特定事業に充てられるように。
- 2017年 — 金融商品取引法の改正で 株式投資型が解禁、FUNDINNO が開業。
- 2019年〜 — Funds など融資・ファンド型が広がり、債券的な投資へと裾野が拡大。
これから
日本のクラファンは“珍しいもの”から“当たり前のインフラ”へ成熟しました。商品ローンチ、建物の保存、研究費、町の再生——その普通の一歩に。次の地平は、プロジェクト単位ではなく作り手の歩みそのものを支える、継続・会員型の応援です。
